2012/12月

入り口

S/S(春夏という意味)展示会は終わりました。

と言ってももう一ヶ月くらい前に、ですが。

12月と世の中の寒さで展示会について思い出す事は、ほとんど,,,ない。

そんなアトリエですが、この子が残っている。猫、多分。確認はしておりません。

展示会に様子を見に来てくれた鷹見くんというドローイングアーチストの猫。

鷹見くんのイラストはとても好きです。

ノートの片隅に書く、そんな印象の絵。

集中しているとき、もしくはしなければいけない時に

脳みそをリラックスさせる目的で手が勝手に描き出す絵のように思う。

だから線は鉛筆やペン。そういう絵がぼくは好きです。

なんか描いて♩ そんな感じで頼んでみたら少し困った顔してしばらく外を眺めていました。

気が付くとすらすらやり始めていた。

もしや扉のむこうでモチーフが横切ったのか?ぼくの角度からはなにもみえないからわからない。

ぼくはとてもうれしいかったしお気に入りです。

作家に不躾なお願いしてしまったなと氏が帰った後に思ったけれど

まぁいいでしょとすぐに思い直す。

クリエーション友達なのだからそれでいいんです。

お金で価値をはかるほうがむずかしい。

いつかぼくのクリエーションでお返しする。

ありがとう鷹見トシボーくん。


冬と雪

早朝でもないのに薄暗い日、ぼんやりしながら分厚いカーテンを開けると一面真っ白な世界。たちまち目が覚める。

ぼくは、いくつになっても雪が降るとテンションが上がる。積もれば積もる程にね。

さっきまでは薄暗いと思っていたけれど、白さが目に刺さる、眩しい。あと一時間もすれば昼という時間。

そのままカーディガンも羽織らずに、暖房の利いていない部屋でしばらく雪景色を眺めてしまう。

『しんしん』と降る雪というのは、音まで吸収して、ぼくの時間はストップするような感じ。

寒さで我にかえり、あとはいつもの日常。

大人は外には出たくないでしょう。なぜなら外に出るということはすなわち雪片付けをするということだから。

これはかなりの労力を要する。だから雪は大人には好かれてはいない。

無駄に体力をつかうのが仕事の子供達は、外で遊べばいい。ゲームよりも非現実じゃないかと大人になってから思う。

みなれているから普通に過ごすけれど、始めて見る人ならSFの世界。

子供ではないけれど、薄着で庭先に出て辺りを散策し、頭と肩にうっすら雪を積もらせ、玄関で笑いながら雪をはらう。

来年もいつも通りこんな冬を迎えたい。

 

 


アワの色

takizawa narumiでは、無彩色がほとんどです。

黒、白、グレー、チャコールetc,,,数えるほどしかない。ただ、色の濃さや生地の違いでかなりのバリエーションとなるので、充分間に合います。

とはいえ、色がきらいなわけではありません。なかなかブランドのデザインを表現する色、もしくは色の生地が見つからない。

そんななか、友人から粟餅、いや、粟大福をいただきました。ぼくが好きそうとのことで。

好き。

持った時の重量感、噛みしめたときの弾力、香ばしい香り、すべて申し分ない。おいしい。

とりわけ”色”に反応してしまいます。伝わっているか、 なるべく再現したつもりです。

自然色、ぼくはそういう風にみたくはない。だって茶色とかベージュとか緑とかを連想する色のことですよね。

いつも思いますが自然にはもっと色が溢れていますから。その考察はここでは置いておきますが。

ほんの少しだけ、透明感のある色合い。餅とか釉薬の雰囲気が好きなことにに気がつきました。

そもそも色というのは、物体に反射した光を脳が色として識別しているので、光というのも色の一つととれる。

そして無彩色は明度、つまり明るさで区別されるので、この両者は相性が良いのではないでしょうか。

ま、理屈なんて関係なく、単純に心が動かされる色、というのが一番いいですよね。


ハンドメイド

セーターが好きです。アルパカの毛糸でいつも編みます。

takizawa narumiブランド製品は基本的にアトリエで生産している。

速度の速いプレタポルテ業界では、むしろ異例なのかな。

いま現在の自分の立ち位置ではこの形態がむいているのでしょう。

何を作っても新たな発見や経験の積み重ねで、次のコレクションへのステップとなっています。

ワゴンセールで売られている服や何千着と生産される服も、人間が縫っていることに違いはないのですが、温もりみたいな情緒的なものは感じられないもの。

このセーターからは温もりを感じます。自画自賛ではありません。

わたしは編み物は出来ないので、製作は母に頼んでいます。

おかあさんの手編み。  ね、温もりあるでしょう♩


父と多肉植物

植物があると人が集まる。植物が呼び込むのか、人が植物に惹かれるのか。いずれにせよそんな魅力がある。

ぼくもそんな力に魅せられて、店やアトリエ用に、以前から欲しい植物があります。

アガベというリュウゼツラン科のメキシコなどに生息する植物です。

メキシコの植物ですのでなんとなく頭に浮かぶでしょうか。サボテンではありません。

大きなものはそれなりの金額がしますので未だ購入検討中。

この話を、アガベの実物を見ながら父に話しました。一緒に家に帰る途中で綺麗な個体をみつけたので。

父は昔から植物が好きなので話が合うかな、とも思いましたし。案の定知っていたようで、棘がするどいと説明していました。

その次の日に父がプレゼントしてくれたのがこの小さい多肉植物です。

アガベとはぜんぜん違う。

けれども、まぁ、身のつまった姿がおいしそうなブドウみたいで、重心がどっしりと定まっているのが可愛らしいし、気に入りました。兎に角小さいけれど、、、

どこに置こうかなと思っています。きっとまた誰かを呼んでくれることに期待をしながら。

どうもありがとう。

 

 


pencil

久しぶりにゆっくり文章を考えられる。

ですから好きなものの話をします。

最近鉛筆で線を書いたり、絵を描いたりするのが楽しいです。線の雰囲気が、良い。

たくさん持っていないですが、これがお気に入りの鉛筆。貰い物。

デザインを思考中に、景色と一緒に鉛筆を眺めていたら、鉛筆にぼくの興味が詰まっていることに気付いてしまいました。

木材を削り、カーボン(原子番号 が6の元素で、元素記号C)を挟んで、最後に金属でゴムを止めつける。

素材、技術、ときに工業製品はミニマルのお手本だな、、、、

こうやって眺めると、とても格好が良いのです。

 


洋食器

ぼくは器に愛されている。

おおげさにいいました、果報者かな?よく器をいただきます。

好きだから、とはいえ多い気がする。とても幸せです。

こちらはロイヤルコペンハーゲン。

包み紙がとても綺麗。揃って記念撮影。

手書きモチーフと藍色がgood.