皮 膚

ネパールのハニーハンター

とても格好が良い、素敵。

これは服というのだろうか? 布を纏っている。

衣服というものは、第二の皮膚と形容されることがしばしばあります。

はじめて耳にしたとしても、大抵はなるほどとなるでしょう。

人は文明とともに公衆の面前では常になにかしらを身に纏うようになりましたから、人目に触れる衣服は、皮膚と呼んでもいいでしょう。

ただ、ぼくは正直にいって、そういう感じで衣服を見れたことがないのかもしれません。

皮膚って心の琴線に触れる、温もりや潤いやしなやかさがあるから。

そんな服、ほんとうにあるのだろうか? 作り出せるものなのだろうか?

ありましたね、ネパールのジャングルに。

ぼくはここから何かを学ばなければいけませんね…

 

 

 

 

 

 

 

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安らぐ

 

きれいな服となるよう、細かな課題をひとつひとつこなしていく。

あとで気がつくことがあっても、もうそこには戻れません。ひとつも見落としたくない。

一着の服と成るころには、そんな思い出がたくさん詰まった立体になってしまいます。

ここをこうすれば、生地へのダメージは、いろいろなことが頭をよぎる。あまり直視できない。

けれど、出来上がったサンプルをラックにかける時、ふと袖のカーブに目が留まり、

ウールの柔らかさと曲面の柔らかさに心が安らぐ。

そういう服に出会えるとうれしい。

 

 

 

 

 

 

 


釣り紀行 5月編

先日、三浦半島の城ヶ島へ魚釣りに行ってきました。

ずっと以前から付き合いのあるバイヤーさんと、仕事の話を兼ねて。

氏曰く、ファッションとは釣りのごときなり、だそうです。変わった人だ。

けれど不思議と帰る頃には、 ぼくも納得していた。

釣り道具は全部用意していただきました。

ぼくの荷物はビールだけ。駅前の商店でおもわず買ってしまう。なにせ天気が良い。

釣りをしようというのに不謹慎かつご迷惑かとは思いますが,,,ぼくは糸を垂らせばそれでいいのでご容赦ください。

せっかくのシチュエーションなのだから、もう少し非日常を感じたい。

もともと釣りは好きですが、見ているだけでも充分楽しい。ぼくは魚釣り人を肴にビールを飲むのだ。

とはいえ、駅から目的地まではまだまだ先。バスを降り、岬の灯台まではそれなりに歩く。

気がつけばビールはもうぬるくなっていた。