はなのような

普段、気が利かないのですが、ぼくは。

あたりを見回してなにか足りないと思い、めずらしく自ら花を買いに行きました。

名前も知りません、綺麗な黄色が気分にあっていたので、2、3本買いました。

なにか足りないな、と思っていたあたりに、なんとなく置いてみます。

暫くするとお客さんがぽつりぽつりと来てくれて、会話にも花が咲くよう。

花の存在は気付いている人もいるし、気付いていない人もいました。

でもみなさん無意識に柔らかい雰囲気を感じていたように思います。

花や緑は鑑賞して綺麗です、当然。ですがぼくが羨ましいのは、

見ていなくても、そこにあるだけで生活を変えてくれるような部分。決して強要はせずに。

そんな花のような服がいい。決して柄ではなく。

選ぶのも楽しいしね。

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コンクリートに青みがかった白磁と黄桃

黄桃がたくさん届きました。収穫まもないのでしょう、爽やかな歯ごたえで、噛むと音が出そう♩

季節の食べ物をプレゼントしていただける、とても有り難いことです。

旬という贅沢を通して季節を計る、そんな美しい生活をお裾分けしてもらえた感じです。

ではその美しい黄色を表現してみようと思いましたので、これまた頂き物の青みがかった白磁の器(作:五十嵐元次)とともに。

タイトルにもあるように、無彩色のコンクリートと寒色の青とのコントラストで、暖色である黄色をより鮮明に感じられように。

季節は秋。葉っぱが落ちてグレーの梢をさらした山は暖色の紅葉を際立たせていきます。

紅葉を眺めにいきたいなと思う今日このごろ。


カラス

烏合の衆(うごうのしゅう)。慣用句としては、良い意味ではない。

烏とはカラスのことですが、カラスといえばとても知能指数の高い鳥のはずです。

烏合の衆とは、本当は知能集団かもしれません。

ですが大きな声で鳴いていると、うるさがられて煙たい存在になる。そして悪いイメージがつきまとう。

知性は大切ですが、イメージの方が他者に対しては影響がある。

そこのところを考える。

 

カラスの名誉のためにことわっておきますが、ぼくはカラス好きです。黒色の抽象ですから。

 


初秋

代々木競技場。丹下健三設計。美しい建造物。

先日訪れたとき、ガラス越しに撮ったからなのか、青い。

最近の日差しは強い、眩しいというほうが正確ですね。だからか、街がぬけるような景色です。

眺める季節の到来なのでしょうか。


反復

これは9㎜厚のビニール。ビニール板といえる。

作業台の上に敷いています。カッターなどを使うため。

元々透明でしたが、何年も使用していると、こんなに切り傷だらけです。

けれどもビニールを持ち上げてみたら意外といい風景でした。

直線や曲線の2㎜位の深さのカッター痕が光を複雑に拡散しています。

同じ線は二つとない。それはそうなのですが、明らかに似たような線が近いところを繰り返し通っていることに気付くのです。

カッターでパターンを切る、という作業で傷がつくのですが、直線はここで切りやすい、とか曲線はこの向きが滑らかに切れるとか、自分に合った体の使い方というのは大体決まっているらしい。

同じ作業を繰り返し反復しているうちに効率の良いラインというものが出来上がるようです。

反復することで最高のエコノミーラインが得られるのでしょう。

 

 


合同展示会

展示会に行ってきました。代々木でやっているあの合同展です。出展しているわけではなく。

友人たちが出展しているので見学に。みなさん疲れはあったと思うけど、それなりに楽しそうだったのでちょっとうらやましかった。

後片付けを手伝って雰囲気だけ味わい、その後おつかれさまの乾杯をしに恵比寿へ。そこも楽しむ。

合同展はひとそれぞれ賛否はあります。でもそのブランドを知らないひととの接点にはなるので、それをどう生かすか、が結果といえるのではないでしょうか。

ぼくはその辺がまだまだです。

 


甘いもの

和三盆の干菓子。

金沢の和菓子屋さんのお菓子をお裾分けしていただきました。

嘉永二年創業だそうです。歴史に詳しくないので、創業何周年かはわかりませんが、すごい老舗なのだろうと推測。

姿が丸くてかわいらしい。これは落雁らしい。口溶けがまさにそれでした。

 

いまサンプル作成で疲れている、というより、疲れが休んでもとれないので、このやさしい甘みに救われる。

体に染み込んでいくようです。

 

http://moroeya.co.jp/